ドラマ「わたしを離さないで」の第8話では、すでに廃校となった陽光学園に3人は訪れます。
龍子先生が、友彦に宛てた手紙には「陽光学園は生徒のために動いている」とのことでしたが、廃校に追い込まれてしまったのですね。
のちに、恭子と友彦は二人で恵美子先生に会うことになります。
本日のネタバレの内容ですが、美和の最後の望みについて記事を書こうと思いましたが、ほぼ公式サイトの予告動画で重要な部分は放送されていました。
なので、私が本日ネタバレする内容は、8話を飛び越えて第9話の内容になると思います。
第5話でも話題となりました。
「陽光の生徒であり、ある条件をクリアしたなら猶予3年が与えられる」
これは、本当なのか?それとも嘘なのかネタバレします。
では、公式ページで紹介されている第8話のあらすじの内容です。
美和(水川あさみ)の希望で、陽光があった場所へ訪れた恭子(綾瀬はるか)、友彦(三浦春馬)、美和の3人。しかし、そこには陽光の面影はなく、提供者を育てるための別の“ホーム”がそびえ立っていた。
友彦とサッカーをしたり昔話に花を咲かせていた恭子だったが、席を外していた美和の帰りが遅いため、建物の中まで探しに行くと、そこには縄跳びやゲームをしているにもかかわらず、異様に静かで生気がない子どもたちと出会う。無事に合流した3人だったが、帰り際に昔の恭子と瓜二つな女の子(鈴木梨央)の姿を発見する。
そんな陽光からの帰り道、3人で再会する機会を作ってくれたことに感謝する恭子と友彦に、美和は今まで自分が抱えていた思いを打ち明けるが…。
このあらすじを読んで気になるのは、陽光学園廃止の後にそびえたっているホームですね。
いったいどのような施設になってしまったのかとても気になるところです。
わたしは、「わたしを離さないで」の原作を一読していますが、原作では陽光学園が廃止となった後、どのような施設になったのかなどは全く描かれていません。
わたしもこの部分について、とても興味がありますが、この部分についてはおそらく恵美子先生から恭子と友彦の二人に話しがあると思います。
あらすじや公式サイトの予告動画からもわかりますが、美和は今まで恭子や友彦にしてきたことを謝罪します。
美和が、最後の願いとして3人で陽光学園に行きたいといったのは、二人にちゃんと今までのことを謝罪する機会が欲しかったからです。
そして、美和は二人に謝罪するとともに最後の願いを二人に告げます。
それは、「恭子と友彦に二人が愛し合っていることを証明して、3年間自由に生活できる猶予を得て欲しい。」と言うのが美和の最後の望みです。
一つここで疑問に思うのが、「いったい誰に二人が愛し合っていることを証明するか?」です。
美和はこの答えを自分なりに考えて二人に伝えます。
美和の出した答えが、「マダム」です。
美和は、二人のためにマダムの家の住所を調べていました。
そして、望みとともにマダムの住所を二人に伝えます。
美和の二回目の提供の内容が「3種同時提供」ですので、実質この提供で美和は使命を終えることになります。
そして、二人はマダムの家を訪れることになります。
そこでマダムとは別の人物に出会います。
それが、陽光学園の校長恵美子先生なのです。
二人は、恵美子先生に質問します。
「陽光の生徒の男女二人が、愛し合っていることを証明することができれば、猶予を3年のばす事ができる。」と言う噂は本当なのか?
恵美子先生の答えは、「その様な事実は無い。」です。
この噂を聞いて、恭子と友彦以外にも直接会いに来た生徒や手紙をもらった生徒もいたようです。
残念ながら、美和の最後の願いは叶わないのです。
これが、このドラマです。
期待しては裏切られるその繰り返しです。
わたしが、原作を読み終えた時もなんだかスッキリしない感情が込み上げてきました。
ドラマでは、別の結果を期待したいのですが・・・。
恭子は、真美が言っていた「生まれてきて良かった」と最後思うことができるのか?
私は、残り少なくなったドラマの中でこの言葉に注目して視聴したいと思います。