ユースケ・サンタマリアさん主演ドラマ「火の粉」最終回9話が5/28に放送されました。
最終回の内容ですが、原作とは全く異なる結末に驚愕しています。
テレビでは、原作の再現ならずです。
本当に再現してしまったらホラー番組になってしまいます。
私の記事では、過去に原作もネタバレしていますので、読んでください。
ドラマの最終回の感想については、本記事の後編でお話しします。
では、先週第8話までの視聴率を振り返りましょう。
第1話 5.8%
第2話 3.6%
第3話 3.8%
第4話 4.2%
第5話 3.3%
第6話 5.3%
第7話 4.4%
第8話 3.9%
第6話以降視聴率は、下降傾向となっています。
第7話は、リオオリンピックバレーボール世界最終予選により放送時間が変更されたため、低下したと思われます。
しかし、先週第8話の放送は原因不明です。
第8話では、池本の再登場が予告されたおり、リアルタイムタイム視聴者が増えるのではと予想していましたが、逆に視聴率が減ってしまいました。
では、最終回の予告では勲が武内に「死刑宣告」をしているシーンが有りました。
そして、梶間家と武内による「最後の晩餐」が・・・。
この「最後の晩餐」が殺戮の場となってしまうのか?
大変気になったところです。
最終回と言うこともあり、視聴率アップが期待されます。
この様な状況の中、ドラマ「火の粉」最終回の視聴率が発表されました。
視聴率は、
4.9%でした。
正直6%第台を期待していましたが、残念です。
ドラマ「火の粉」最終回の視聴率と感想!武内の最後は?
私のドラマ「火の粉」最終回の感想ですが、本当に中途半端で終わってしまった感が強いです。
琴音は、自首したとして武内は、本当に自首するのか?
武内が人を殺したと言うのは、結局本人の自供のみで有力な証拠は何もなかったですね。
証拠と言うなら、勲が武内の家でトランクを開けて見た人の手首ですかね。
池内が生きていたと言うことは、この手首は一体誰のものだったのか?
全くわからずじまいで終了です。
ドラマと原作で決定的な違いに最後に気がつきました。
ドラマは、ユースケ・サンタマリアさん演じる武内が主役です。
原作では、梶間 勲が主役です。
なので、ドラマでは武内は最後に犯罪者でありながら、美男な終わり方になっていました。
「最後の晩餐」では、武内または梶間家の誰かが罠をしかけるのか、緊張した面持ちで視聴していました。
武内が、ジュースをまどかにすすめ、雪見が毒味のためにそれを飲んだ時。
武内がスープに口をつけた時。
武内がバームクーヘンをナイフで切っている時。
雪見がバームクーヘンを食べる時。
この晩餐では、武内がなぜバームクーヘンを作っているのかについても語られていました。
そして、勲と尋恵、雪見と俊郎の出会いについて語られました。
武内が、バームクーヘンを食べる雪見を見て、「なぜ、雪見さんはバームクーヘンを食べるのですか?」と言いました。
その後、雪見が「武内さんが作ったバームクーヘンだから」と答えます。
「最後の晩餐」で梶間家全員が、武内に対して心を許した瞬間だったと思います。
武内は、いつも「お気に召さなかったですか?」と聞いていましたが、「最後の晩餐」の後では、「お気に召しましたか」と聞いていましたね。
押し付けではなく、心から人に喜ばれたときにかける言葉ですね。
武内が、この一話を通じて自分の今までの過ちに気づき、改めました。
その引き金になったのが、勲の死刑判決でした。
武内が「私は有罪だ」と繰り返し叫んでいましたが、梶間家を支配していた時の顔つきとは、全く異なった表情を見せていました。
なので、ドラマ「火の粉」では武内は、犯罪者なんだけど美男で終わりました。
けれども、「最後の晩餐」の大げさな演出は何だったのでしょう?
視聴者に緊張感は与えましたが、結局何もなしでは最後に拍子抜け感が漂いました。
残念ながら、私はこのドラマに対して、最後に後味の悪さを感じました。