兄に愛され過ぎて困っていますのドラマが毎週水曜日の深夜に放送されています。
また、映画については6月30日より公開されています。
映画の前にドラマ?
ドラマですが、4/12より第1話の放送があり全5話で放送されます。
ドラマについては、映画に向けてのインフォメーション的な存在かと思います。
映画の公開前に、各々の登場人物の紹介みたいなものです。
映画公開前に、登場人物に親しみを持ってもらい、映画を視聴するときにはより一層楽しんでもらおうという試みです。
原作漫画とドラマ・映画ですが、登場人物やストーリーまで違います。
特に違うのが、主人公である土屋太鳳さん演じるせとかの性格です。
原作漫画ではせとかは、恋愛についてはとにかく初心で、男性に対して控えめな感じです。
一方、ドラマ・映画では、せとかは告白12連敗中でガンガン好きと思った相手には責めるタイプです。
せとかは、誰とも付き合ったことがないので、初心なのは確かなんですけど・・・。
私的には、おとなしい性格で恋愛に初心な原作漫画のせとかの方のが好きです。
では、原作漫画の内容をネタバレします。
原作漫画一巻ネタバレ
せとかとはるかの両親は共働きだったため、いつも二人で遊んでいた。
ケンカすることもあったが、朝には仲直りして毎朝一緒に学校へ行っていた。
こんな日常がずっと続くはずだった・・・。
しかし、せとかは学校でパスポートが必要になったことがキッカケとなり両親からせとかは、養子であり血がつながっていないことを告げられた。
もちろん、兄のはるかとも血がつながっていない。
せとかとはるかは一緒にバスで通学していたが、今日ははるかの姿は無かった。
はるかは、今日から自転車通学だった。
せとかもはるかと一緒に自転車通学を望んだが、「せとかはバスで通えよ」と言われた。
そう言われてせとかは、兄妹じゃないため嫌われたと思っていた。
しかし、はるかは兄妹ではないと知ってからは、せとかを妹ではなく、一人の女性として見てしまいテンパっており、一緒にいることに限界を感じていた。
せとかがバスに乗り込むとクラスメートの鈴木が乗っていた。
鈴木は、せとかに挨拶をした。
鈴木は、普段は、せとかが怖い顔をしている兄のはるかと一緒にバスで通学しているため、せとかに声をかけることが出来なかった。
今日は、はるかがいないため、鈴木はラッキーだと思いせとかに声をかけた。
すると、ダンッ!という大きな音が聞こえた。
その音は、自転車をこぎながらバスと並走して車体をはるかが蹴っていたためだった。
はるかは、せとかに嫌いな虫がいたので車体を蹴ったと言い訳した。
せとかは、鈴木に驚かせたことを謝ったが、はるかは急にせとかを抱きよせた。
そして、はるかは怖い顔で鈴木を睨みつけた。
この様子を見ていた千夏が、はるかに「妹ちゃんの悪い虫退治これで何匹目」と言って近寄ってきた。
また、バス通学からチャリ通学に変えた理由を訊かれた。
はるかは、「側にいるのが限界なんだよ」と答えて、その場を離れた。
はるかは、海岸沿いのベンチに腰掛け両親がせとかとは血がつながってないことを思い出していた。
その時せとかは泣いていたが、はるかは嬉しかった。
ベンチに座っているはるかを見つけた千夏は、
「はるかが妹ちゃんを溺愛していることがまるわかりだよ。」
はるかは、妹作った弁当を食べている時にニヤニヤしているようだ。
はるかは、「そのことをせとかに言ったら殺すからな」と言い千夏の首を絞めた。
すると雨が降り、雷が鳴り始めた。
はるかは、せとかが雷が苦手ということを千夏に言い、急いで家に帰った。
雷の影響で、電気がつかない家でせとかは待っていた。
はるかが、家に戻るとせとかは「お兄のバカ遅い」と言い抱き付いた。
はるかは、「大丈夫だから離れろ」と言った。
せとかは、「そんなに私のこと嫌いになっちゃった」と言った。
はるかは、せとかの両腕を握りキスをした。
キスをされたはるかは、悪い冗談だと思いはるかの頬にビンタを喰らわした。
はるかは、「お兄のバカ!絶交!」と言って、自分の部屋へ戻った。
次の日、せとかは怒りがMaxで眠れなかったため、起きることができなかった。
はるかがせとかを起こしたが、昨日のことを怒っていた。
遅刻は免れない状況だった。
はるかはせとかを自転車の後ろに乗せて、車より早く学校へと向かった。
別れ際にはるかは、せとかにキスをしようとしたが、はるかが気が付き未遂で終わった。
そして、はるかは別れ際に「ずっと俺から謝ってきたが、今回は謝らないからと言った。
せとかは、その言葉に混乱していた。
せとかの前に市会議員の息子でお金持ちの御法川達郎が現れた。
御法川は、せとかが入学した時から目をつけており交際を申し込んだ。
しかし、せとかはそれを断った。
断られた御法川は、「おとなしく御法川様の者になれ」と言いせとかの上着を剥いだ。
そこへ現れたはるかが、御法川の顔面にパンチをくらわした。
そして、御法川の連れの3人もはるかに襲い掛かったが、全く歯が立たない。
せとかは、先生を呼んで来ようと校舎の方に向かったが、御法川の連れにつかまった。
せとかは、角棒で殴られそうになったが、はるかが抱きしめてかばった。
はるかの頭からは血が流れていた。
そんなはるかに御法川は、バッドで殴ろうとしたが、逆に腹を殴られ失神してしまった。
せとかは、「ごめんね」と謝った。
はるかは、「お前が無事ならそれでいい」と言った。
そして、保健室でせとかははるかを治療をした。
すると突然はるかはせとかをベッドの上に押し倒した。
はるかは、「兄妹じゃないと知って最近もう我慢が全然できねー、好きだ」と告白した。
はるかは、先生を呼ぶためにその場を離れたが、胸がドキドキしていた。
そんな中、せとかの携帯に母親から「父親の忘れ物を届けに北海道に行ってくる」とメールが入った。
母親は、3日間帰ってこない。
せとかは、3日間はるかと二人だけで過ごすことになった。
あんなことを言われたせとかは、兄とは一緒に過ごせないと思い友人のみゆーの家に泊まることにした。
せとかの携帯画面には、はるかからの着信履歴が表示されていた。
せとかは、はるかに電話した。
はるかは、ちゃんと髪の毛を乾かすようにと注意を促した。
せとかは、はるかの受話器からの声が耳元で囁かれているようでドキドキしていた。
会話が終わったが、電話を切り忘れてしまい、はるかに明日合コンへ行くことを知られてしまった。
せとかはみゆーと合コンのため遊園地に着ていた。
相手は、聖リヲレウス学園の生徒だった。
偏差値も授業料も高いお坊ちゃま校で、イケメン率も高いらしい。
そして、二人の前に七瀬拓海と美丘千秋が現れた。
千秋は、待たせたお詫びにチケット代をおごると言ったが、せとかがお金を差し出し断った。
千秋は、そんなせとかを気に入り連れ出した。
一方、はるかは千夏を連れ出し同じ遊園地に着ていた。
千夏は、本日の来場者のスナップ写真から兄である千秋とはるかが一緒にいるとことを知った。
はるかと千夏は、二人を探したが見つからない。
一方、なかなかせとかと距離を縮めることができない千秋は「兄妹ごっこ」をしようと提案した。
千秋は妹である千夏とは、仲が悪く妹と仲良く遊ぶのが夢だった。
二人はベンチに座り、せとかがクレープを食べていたが胸元の上に落としてしまった。
そのため、せとかの下着が透けてしまった。
千秋はそれを隠すために、せとかを抱きしめた。
その時、二人の前に現れたはるかは、千秋の頬を殴った。
そして、はるかはせとかを無理やり家に連れ戻した。
原作漫画ニ巻ネタバレ
せとかは、みゆーも放ったらかしにして帰ってきてしまい友情にひびが入ったら兄のせいだとはるかを責めた。
はるかは、嫉妬でおかしくなりそうになっていた。
せとかは、「兄妹としてはるかのことが大好き、兄妹のままでいたい」とはるかに言った。
はるかは、「お前の言いたいことは分かった」と言った。
そして、二人は夕食に行くため外に出たが、時間が早かったため、はるかはせとかをデートに連れ出した。
本日は、カップルデーで映画の料金が1,000円だった。
はるかは、カップルに見えるようにせとかの腰に手をまわした。
はるかは、恋愛映画のチケットをせとかに渡した。
はるかは、映画館内でも恋人に見えるようにせとかの手に自分の手をあわせた。
せとかは、全然映画に集中することができなかった。
映画館を出た二人は、ファミレスにより夕食をとり店を出た。
はるかは、「俺とのデータ楽しかった」と聞いた。
せとかは、「映画館に入るための口実でしょ?冗談ばっか言ってないではやっく帰ろ!」と言った。
はるかはせとかに壁ドンをして、「簡単に諦められるなら、妹に告白なんかしない」と言い、首スジにキスをした。
そして、「もうほかの男に近づくな、簡単に名前呼ばせんな、触らせんな!」と言った。
はるかは、せとかが男として千秋を意識していたことに嫉妬していた。
せとかは、「千秋とはデートをしたのではなく、兄妹ごっこをしていた」と言った。
はるかは、「じゃあ、俺が初めてのデートか」と言い、せとかを後ろから抱きしめた。
そして、「早く俺のことを好きになれよ」と言った。
一方、はるかに殴られた千秋は家に帰り頬を冷やしていた。
妹である千夏からは、「好き勝手にしてるから、そういう目にあうんだよ」と言われた。
千秋は、「壊しちゃおうかな、愛なんて所詮まやかしでしかない」と言った。
せとかが起きるとはるかが朝ご飯を用意していた。
せとかは、昨日のことを考えてしまい寝不足だった。
はるかは、「今日は二人で過ごしたい、ダメか?」と言った。
せとかは、確実に兄への気持ちが近づいていることに気がつき始めた。
しかし、はるかに電話がかかってきて、一度家を出ることになった。
せとかは、「なんなの、一緒にいたいって言ったのは兄の方でしょ」と思った。
はるかは、千夏と待ち合わせをしていた。
千夏は、せとかのことについて話があると言ってはるかを呼び出していた。
千夏は、兄である千秋が本当にせとかを狙っていることを話した。
千夏の話では、千秋は相手を自分に夢中にさせてからポイするのが好きだと言った。
そして、千秋はおさがりが嫌いなため、「今日エッチしちゃいなよ」と言った。
一方、せとかは家で待っていたが、待ちきれずに本屋に出かけた。
本屋から出て歩いている途中で、はるかが千夏とじゃれあっているのを目撃してしまった。
せとかは、ショックを受けて荷物を落としてしまった。
すると、落とした荷物を拾い上げた千秋がせとかの前に現れ、食事へ誘った。
せとかは、「男の人って、好きな人がいるのに別の女の子と仲良くできるんですか?」と訊いた。
千秋は、「せとかちゃんが試してみたら?気になる人がいるのに他の人とつきあえるかどうか」
「この頬の傷が治るまで、僕の彼女になってよ」と言った。
せとかは、「わかりました」と答えてしまった。
せとかは、千秋の罠にかかってしまった。
せとかが先に家に帰り、はるかが後からやっと戻って来た。
はるかは、機嫌を損ねたせとかに限定品のドーナツを渡した。
せとかは「ドーナツ好きの女の子とあってたんだ」と言った。
はるかは、「高校からの友人の男と会ってた」と言った。
嘘をつかれたせとかは、猛烈な勢いでドーナツを食べ始めた。
そして、「お兄と美少女(千夏)が一緒に歩いているのを見た」と言った。
はるかは、「それは誤解だ」と答えたが、せとかは千秋とつきあうことを決めたことを告げた。
はるかは「そんなの許さない」と言った。
しかし、「二股かけようとしたお兄にそんなこと言う資格ない」と言って、自分の部屋へ行ってしまった。
はるかは、せとかの部屋の前で謝りドアを開けると、大胆な格好で寝ていた。
はるかは、寝ているせとかにキスをした。
そして忍耐力の限界を感じたはるかは、せとかの上着を剥ごうとした。
その時せとかが目を開けて、「お兄の変態!!」と言って部屋から出てってしまった。
千秋とせとかは仁央河高等学校の学園祭に着ていた。
そして、二人はコスプレをして、喫茶店に入った。
せとかは、シンデレラのコスプレをしていた。
千秋は、せとかのことを、かわいいと言って、手の甲にキスをした。
そして、偶然千秋の元カノの美沙と出会ってしまった。
千秋は美沙とつきあったのは「難攻不落の女子を落とすゲームだ」と言った。
せとかにそのことを聞かれてしまった千秋は「カレカノごっこもおしまいだね」と言いその場から姿を消した。
しかし、せとかが千秋を追って捕まえた。
せとかは、「元カノに一緒に謝りに行きますよ」と言った。
千秋は、「別に謝ることなんてない」と言った。
せとかは、「期間限定の彼女は、千秋さんにとって遊びだってわかっています、でも私を放っておけなかったのも本当ですよね」と言った。
千秋は、「違う僕はそんな男ではない」と言った。
せとかは、「違いませんよ、私にとっては優しいお兄さんです」と言った。
千秋は、初めてゲームにお負けた気がして、せとかにガラスの靴を履かせ、足に口づけをした。
千夏は、千秋が本気で笑っている姿を双眼鏡で見ていた。
千夏と一緒にいたはるかは、千秋の元カノが「絶対あの女許せない」と言ったのを訊き、せとかの身を心配して2下位から飛び降りた。
千秋の元カノは、せとかと千秋が廊下を歩いているのを校舎の外から見つけ、窓に向かって転がっていた野球のボールを投げつけた。
窓ガラスが割れた時、はるかが現れて、せとかを抱きしめてガラスの破片が刺さるのを防いだ。
しかし、はるかの肩や背中にはガラスの破片が刺さっていた。
せとかは、はるかに抱きついた時に胸がぎゅっと締め付けられるのを感じていた。
一方、千秋はガラスの破片が刺さって倒れていた。
それを見つけた妹の千夏がかけよった。
原作漫画三巻ネタバレ
千秋とはるかの二人は、病院に入院し同室だった。
千秋は、はるかに感謝していた。
ガラスを割ったのは、千秋とはるかだと言い張ったようだ。
元カノの美沙がやったことがバレていれば警察沙汰になっていた。
しかし、はるかは全ては、せとかのためだと言った。
そして、千秋に「せとかの彼氏ということを死んでも認めない」と言った。
その後、二人は病室を抜け出した。
千秋は、二人のお見舞いに着ていたせとかを捕まえ、なぜか白衣を着て看護婦姿にさせられた。
あまりの可愛さに千秋は後ろからせとかに抱き着いた。
せとかは、胸がドキドキするのを感じていた。
千秋は、気が付くとイケメン目当ての患者に囲まれていた。
せとかは、患者に押し出されて院長室に入ってしまった。
そこには、次期病院を継ぐことになる高嶺の姿があった。
高嶺は、コスプレをしていたせとかを家の看護婦では無いと見抜いていた。
高嶺に目的を聞かれたせとかは、「ハロウィンが近いので、患者さんに喜んでもらうためのコスプレです」と答えた。
高嶺は、せとかをボランティアの人だと思い、長期入院の小児病棟へ案内した。
小児病棟では、高嶺の彼女がせとかではないかと看護婦や小児患者から冷やかされてた。
そして、小児患者から「キースッ、キースッ、キースッ」とコールが起こった。
せとかがどうしようか考えていると、そこへはるかが現れ、さらっていった。
二人は、誰もいない302号室に入った。
はるかは、「コスプレしたら男が喜ぶと思ってるんじゃねえよ」と言った。
せとかは、「千秋さんが変装したほうが病院を抜け出しやすいって」と言い返すとはるかはせとかをベッドに押し倒した。
そして、はるかはせとかの胸元のジッパーを口で噛んで下げ始めた。
せとかは、「お兄のバカ!変態!」と言って蹴とばした。
はるかが背を向けると背中っから、まだ血が流れていたが、「帰るぞ!」と言った。
今日はるかが帰らないとせとかは一人で夜を過ごさなければならなかった。
はるかが無茶をするのは全部自分のためだと知ったせとかは、はるかに抱き付いた。
その時、兄のことを好きかもしれないと自分んで疑い始めた。
家に帰り、せとかははるかの傷口が開いてしまうため、シャワーをしてあげることにした。
せとかは、からかってはるかをくすぐった。
すると、はるかは誤って、せとかの胸を触ってしまった。
せとかは、「これは事故だから気にしない」と言うとはるかが後ろからせとかを抱きしめた。
はるかが風呂から出るとせとかはソファーの上で寝ていた。
はるかは、せとかをベッドまで運んだが、手を離さないため一緒にベッドの中で寝ることにした。
せとかが目を覚ますと目の前にはるかの顔があり驚いた。
せとかは、はるかと一緒にいるのが気まずくなり、一時間も早く家を出た。
バスの中で、せとかは朝起きたことを思い出して、顔を赤くしていた。
そのバスの中で中学からの知り合いの鈴木と会った。
彼は剣道部の練習で学校へ速くいかなければならなかった。
鈴木は、がんばり補欠からレギュラーに昇格していた。
鈴木は、「今日練習試合があるので、よかったら見に来てよ」と言いせとかを誘った。
せとかは、みゆーと一緒に見に行くことを約束した。
せとかとみゆーが剣道場に行くと千秋がそこにいた。
千秋は、せとかに「僕の彼女は、目を離すとすぐに浮気をする困ったチャン」と言い後ろから抱きしめた。
せとかは、これを慌てて否定した。
鈴木は、千秋が更にせとかに迫ろうとするのを制止して、せとかの彼氏に立候補した。
鈴木は、「中学のころからせとかのことが好きだった」と告白した。
みゆーは、「試合に勝った方がせとかとつき合えるのはどうですか」と持ちかけた。
試合が始まり、最初に千秋が鈴木の胴を奪った。
千秋は、小学4年生から中学校3年まで全国大会6連覇を達成していた。
しかし、せとかは「千秋が怪我をしている」と言い試合を途中で棄権させた。
せとかは、千秋を保健室に連れ出そうとした。
その時、千秋はせとかの肩をつかんでキスをした。
千秋は、「君のことが本気で好きなんだ」と言った。
せとかは、千秋の顔を見て冗談じゃないことがわかった。
せとかは、返事に困っていた。
すると千秋が「今は返事をしなくてもいい、僕が本気だとわかってくれれば」と言った。
せとかが家に帰るとソファーの上ではるかが眠っていた。
せとかは、眠っているはるかの前で、千秋とキスをしたことを謝罪した。
この時はるかは、眠っておらずこの話を全部聞いていた。
逆上したはるかは、せとかをソファーの上に押し倒した。
せとかは、ここではるかをまた拒んでしまった。
はるかは、「こんなヒデー女嫌いになればいいのに」と言ってその場を立ち去った。
せとかは、自分の部屋に入ろうとするはるかに「お兄待ってっ」と言い服を引っ張った。
そして、「いい加減にしろ」というはるかの言葉を制止して、キスをした。
せとかは、「好きなの、お兄が」と言った。
何も言わないはるかに「そういうことだから」と言って、立ち去ろうとした。
はるかは、せとかの肩をつかんで、「兄妹としてか?」と訊いた。
せとかは、「恋愛感情じゃなきゃキスなんてしない」と答えた。
はるかは、「すげー嬉しい」と言い、せとかを抱きしめキスをした。
原作漫画四巻ネタバレ
学校からの帰り道、せとかとはるかはキスをしていた。
その姿を、千秋と千夏の兄妹に見られてしまった。
千夏は、千秋に「兄貴、大丈夫?」と訊いた。
千秋は、「別に、元に戻るだけだ」と答えた。
はるかは、キスをしながらせとかの下着の中に手を伸ばした。
せとかは、場所が場所だったためにそれを拒んだ。
はるかは、せとかの手を握り急いで帰りだした。
あまりにも、はるかの歩くスピードが速かったため、せとかは石に躓き転んでしまい顔面を強打して鼻血が出てしまった。
そんな姿をせとかは、はるかに見られたくなかった。
せとかは、買いたいものがあると言って、はるかと別れた
せとかは、はるかと別れた後にランジェリーショップに勝負下着を買った。
ショップから出るとそこではるかが待っていた。
はるかは、さっき自分がしたことを謝り、花束をプレゼントした。
そして、せとかの右腕をとり薬指に指輪をはめた。
せとかが、「誕生日でもないのになぜ?」と訊いた。
はるかは、「男除け」と答えた。
はるかは、ほかの男に一瞬も見せたくない、俺のものだっていいたいのをずっと我慢していたんだから、キスぐらいさせろ」
「お前もその気みたいだし、俺もがんばらないとな、俺のこと好きなんだろ」よ言った。
せとかは、顔を赤くして「近寄らないで」と言って避けようとしていた。
こんな幸せな日が続くと思っていた。
そんな中、千夏は「兄貴さえまともになってくれれば、俺は元に戻れるはずだったのに」と思った。
千夏は、せとかに対する千秋の本気度を感じた時から、兄の恋を応援していた。
千夏は、女では無く男だった。
そして、「幸せになれない恋なんてしちゃだめだ、みんな不幸になる」とはるかとせとかの恋について、そう思った。
せとかは、はるかから貰った指輪を嬉しそうに眺めていた。
はるかは、「婚約指輪はもっと豪華なものにしないとな」と言った。
それを訊いたせとかは、顔を赤くしていた。
はるかは、学校でご機嫌だった。
千夏は、「妹ちゃんとHできて幸せ絶頂って感じ」と冷やかした。
はるかは、千夏の肩をつかみ「それ以上言ったらおまえでも許さない」と言った。
千夏は、「そんなに大事なら一目のあるところでキスなんてするな」
「お前は白い目で見られても覚悟があるが、妹ちゃんは違うだろ」と言った。
千夏が、男口調になっていたので、はるかが指摘すると、
千夏は、「お前には関係ないだろ、兄貴がまともになってくれたら、こんな格好辞められると思ったのに、誰かさんのせいで全部パーだよ」と言った。
千夏は、夜はイケメンカフェでアルバイトをしていた。
アルバイトの時は、男の姿に戻っていた。
しかし、はるかとみゆーが千夏のアルバイト先のカフェに来客していた。
千夏は、二人のオーダーをとったが、男の姿のため気づかれることはなかった
閉店時間になり千夏が外へごみを捨てに行くと、まだ、せとかが店の外でうろついていた。
どうやら、はるかから貰った指輪を無くして、探している様子だった。
それを見ていた、アルバイト先の店員が指輪を一緒に探してくれる様子だった。
しかし、その店員は無理やりせとかの手をつかみ人気のない場所へ連れてこうとした。
そこへ千夏が現われて、「先輩、この子俺の彼女なんで、手を離してもらえます?」と言った。
しかし、先輩には信じてもらえなかった。
すると、突然千夏はせとかにキスをした。
千夏は、せとかに胸をたたかれたが、「暴れるな、ウソがばれる」と言って、今度は首元にキスをした。
それを見た先輩は、その場を去っていった。
せとかは、千夏を突き放して、「助けてもらって感謝はしてますけど、キスまでして助けてと入っていません」と言った。千夏が、「キスぐらいで大げさ、彼氏フツーにしているだろ」と言った。
せとかは、「私にとって、キスだって簡単にできることじゃない」と言いその場を立ち去った。
千夏は、その様子を見て、はるかがせとかに、まだ手を出していないことを知った。
せとかが、帰るとはるかが駅まで迎えに来ていた。
はるかは、せとかがイケメンカフェにいたことを知っていた。
しかし、せとかが友人の誘いを断れなくて行ったこと、他の男にホイホイなびくこともないことも知っていた。
「それでも心配なんだよ、恋人だから少しでも傷つけたり、悲しい顔をさせたくない、いろいろ秘密にさせてごめんな」と言った。
せとかは、突然ジャングルジムへ向かって、登ると下にいるはるかの方を向いた。
「今すごく傷ついたお兄は、私のことを信じていないんだ」と言った。
はるかは、さっきまでの流れでなぜ、せとかがそんなことを言うのか理解できなかった。
はるかは、「私は、そんなことぐらいで傷ついたりしない、10数えるうちにキスしないとお兄ちは一生キスしない」と言った。」
はるかは、ジャングルジムを駆け上がり、せとかとキスをした。
千秋と千夏の美丘家は、とても複雑だった。
千秋が女遊びを始めて、剣道の稽古もしなくなった。
すると、父親の目は千夏に向くはずだったが、それを恐れた継母が千夏に女装を強要した。
千夏は、掃除の時に見つけたせとかの指輪を手に取り、千秋とせとかをくっつけるために、どう使うかを考えていた。
千夏は、千秋がせとかとつき合うことにより真面目になり、その時自分は男に戻れると思っていた。
せとかは、みゆーから最近はるかが女性から告白されていることを通学中のバスの中で聞いた。
今日は、藤山先輩がはるかに告白することを知った。
せとかは、気になって藤山がはるかを呼び出した視聴覚室をのぞき見していた。
そこにはるかがやってきて、藤山に「お前とは付き合わない」と言った。
断られた藤山は、「ちょっと遊んでほしいとお願いしてるの」と言って、はるかの首元をさわった。
しかし、はるかはその手を叩いて拒んだ。
藤山は、「はるかとせとかが公園でキスしていた話をバラす」と言ってきた。
そして、「はるかがキスをしてくれたら、黙ててもいい」と言った。
二人がキスをしようとすると、そこへせとかが止めるために現れた。
藤山は、はるかの恋人がせとかであることを確信した。
そこへ、千夏が「はるかの彼女は僕だ」と言って現れた。
千夏は、「公園ではるかとキスをしていたのも自分だ」と言った。
千夏は、はるかの耳元で「話あわせろ、秘密守りたいんだろ」と言った。
すると、はるかは千夏の胸元とスカートの下に手を伸ばした。
それを見た藤山は「貧乳女」と言って出て行った。
しかし、それを見ていたせとかは、「変態、エッチ、浮気者」と言ってはるかにビンタをくらわし、出て行った。
千夏は、恩を二人に売ったことにより、この恩を利用して兄である千秋とくっつけることを考えていた。
せとかは、体育倉庫に鍵をかけて閉じこもっていた。
はるかの「あけろ」という呼びかけにも答えなかった。
千夏が、せとかを説得すると言って、はるかのいる体躯倉庫の中に入った。
そして、はるかは二人を助けるために千夏が彼女のふりをしたことを知った。
せとかは千夏を背後から抱きしめ、「千夏先輩って、お姉ちゃんみたいで嬉しい」と言った。
せとかは、はるかとのことを話せる相手が出来たことを喜んでいた。
二人が会話を終えて外へ出ようとしたが、鍵が壊れて外へ出ることが出来なかった。
二人は、自力で戸を開けようとしたが、できなかった。
せとかのお腹が鳴る音がしたので、千夏は持っていたお菓子をポケットから出した。
千夏は、継母に一日中閉じ込められたことがあり、それ以来お菓子を持ち歩くようにしていた。
そして、千夏は自分が愛人の子であり、引き取ってもらったことを話した。
それを訊いたせとかは、千夏を抱きしめた。
千夏は、せとかの体が熱いことを感じ取っていた。
せとかは、寒さで震えていた。
千夏は、上半身の服を脱ぎ、せとかを抱きしめ、あたためた。
せとかは、だいぶ汗をかいており、千夏は着替えさせようとしていた。
しかし、せとかはノーブラのまま「寒い」と言って、千夏に抱き着いた。
そして、朝になりせとかが目を覚ますとそこには、上半身裸の千夏がいた。
せとかは、千夏が男であることを知った。
千夏は、せとかに「男と裸で一晩抱き合ってたなんて嫉妬深いはるかに知れたらどーなるかな」
と言いポケットからせとかの指輪を取り出し、「俺の言うことを聞いてくれれば返してもいい」と言った。
以上が原作漫画第4巻のネタバレになります。
原作漫画には、千秋の弟である千夏が登場しています。
見た目は、女の子ですが実は男!
ユニークなキャラで私も好きなんですが、実写にするにはピッタリな俳優さんがいないと思います。
男装、女装も似合う人なんてそうはいませんよね。
本当は、実写化で千夏を見たかったですが残念です。
現在、原作漫画第5巻が発売されていますので、読んだ後記事を更新いたします。