リオオリンピック男子マラソンのスタートが、8/21の9時半に迫ってきました。
残念ながら、女子マラソンの3人は惨敗してしまいました。
惨敗してしまった原因は、暑さにあります。
リオデジャネイロは、南半球なので今は、日本と真逆の冬なのですが、都市が赤道近くにあるため現在の平均気温は、22度ぐらいで最高気温は26度ぐらいです。
しかし、女子マラソンが開催された日は、30度を越えてしまいました。
この暑さの中、先頭集団のペースのアップダウンがきつく、自分のペースが乱され福士選手も20km過ぎで先頭集団から脱落してしまいました。
やはり、暑さに強いのはエチオピアとケニアのアフリカ勢ですね。
では、マラソン男子日本代表の3人と自己ベストタイムをご紹介します。
石川末広 36歳
自己ベストタイムは、2時間9分10秒です。この記録は、2013年3月3日に開催された「びわ湖毎日マラソン」で出した記録です。
この時のレースは、世界陸上モスクワ大会選考レースでした。
石川末広選手は、2016年3月6日に開催のびわ湖毎日マラソンで全体で4位となり、日本代表を勝ち取りました。
マラソンは、過去6回に出場しています。
初マラソンが32歳からなので、年齢の割には出場回数が少ないです。
北島寿典 31歳
自己ベストタイムは、2時間9分16秒です。この記録は、2016年3月6日に開催のびわ湖毎日マラソンで出した記録です。
このレースには、石川末広選手も出場しており、この大会の日本人首位(全体2位)が北島寿典選手でした。
この大会で、リオオリンピックの出場権を獲得しました。
マラソンには、過去3度しか出場していません。
しかし、3回のマラソンの順位ですが、優勝、優勝、2位なので勝負強さに期待したいです。
佐々木悟 30歳
自己ベストタイムは、2時間8分56秒です。この記録は、2015年12月6日に開催された「福岡国際マラソン」で出した記録です。
しかも、このレースはリオオリンピック選考レースで自己ベストでした。
順位は3位でしたが、日本人選手では首位でゴールし代表を勝ち取りました。
マラソンは、過去9回に出場しています。
歳こそ一番若いですが、実績からはベテランですね。
次に、日本選手のライバルであるケニアとエチオピアの選手の自己ベストタイムをご紹介します。
エリウド・キプチョゲ【ケニア】 32歳
自己ベストタイムは、2時間3分5秒です。この記録は、2016年4月24日に開催されたロンドンマラソンの記録です。
この時の記録は 世界歴代2位です。
一番金メダルに近い選手と言っていいでしょう。
この選手のすごいのは、2008年まではトラック5000mの選手でした。
オリンピックは2004年のアテネに出場して銅メダル、2008年北京に出場して銀メダルを獲得しています。
マラソンは、過去7回出場しており、そのうち6回が優勝です。
スタンリー・ビウォット【ケニア】 30歳
自己ベストタイムは、、2時間3分51秒です。2015年11月1日に開催されたニューヨークシティー・マラソンで優勝。
2016年4月24日に開催されたロンドンマラソンでは、エリウド・キプチョゲ選手に続いて2位でした。
ウェスリー・コリル【ケニア】 33歳
自己ベストタイムは、2時間6分13秒です。2012年、2016年のボストンマラソン優勝。
フェイサ・リレサ【エチオピア】
自己ベストタイムは、2時間4分52秒です。2012年10月7日に開催されたシカゴマラソンの記録です。
なお、2016年2月28日に開催された東京マラソンで優勝しています。
テスファイェ・アベラ【エチオピア】
自己ベストタイムは、2時間4分24秒です。
レミ・ハイレ【エチオピア】
自己ベストタイムは、2時間4分33秒です。
正直これほど自己ベストタイム差があると、日本代表はメダル争いは難しいと思います。
入賞8位までに入ることが出来れば御の字ではないでしょうか。