安田成美さん主演ドラマ「朝が来る」の最終回が、7/30に放送されました。
先週は、FNS27時間テレビがあり「朝が来る」の最終回放送はお預け状態となっていました。
最終回の内容が気になった視聴者にとっては、待ちきれないというイライラ感がたまったのではないでしょうか。
しかし、本当に素敵なラストだったと思います。
では、7話までの視聴率を振り返ってみましょう。
第1話 3.3%
第2話 4.5%
第3話 3.4%
第4話 3.6%
第5話 3.0%
第6話 4.0%
第7話 2.6%
いったい何が起きたの?
と言いたいほどの視聴率急降下でした。
今週も海猿の放送があり、20分遅れの放送開始となります。
私は、リアルタイムで視聴しました。
特に橋の上でのひかりと朝斗君の再開シーンから放送終了までは、既に3度も視聴しました。
録画視聴でも良いので、じっくりと視聴していただきたいです。
この様な状況の中、ドラマ「朝が来る」最終回の視聴率が発表されました。
視聴率は、4.2%でした。
第2話の視聴率4.5%に続く視聴率をマークしました。
ドラマ「朝が来る」最終回の感想!感涙のラスト!
私の記事でも紹介していますが、私は原作を一度読んでおり、橋の上でのひかりと朝斗君の出会いのシーンは知っていました。
結末を知っていたのですが、それでもこのシーンは、涙なしでは見られませんでした。
橋の上から飛び降りようとしたひかりを抱きかかえるように佐都子が抱きしめました。
そして、佐都子はひかりのSOSに気付いてあげられなくて、ごめんなさいと謝罪しました。
主人公の佐都子ですが、本当に安田成美さんが演じてくれて良かったと思います。
原作の佐都子のイメージにぴったりです。
深い佐都子の優しさを感じました。
それぐらい、佐都子は栗原家に朝の光を運んでくれたひかりに対して、感謝の念を持っているのだと感じました。
話は前後しますが、ひかりが栗原家に送った手紙の内容についても泣きました。
「私は、朝斗君に対して愛情を持っていないし、大切に思われることが重荷です」
「どうか片倉ひかりのことは忘れてください。」
本音とは全く裏返しの文章ですね。これをどんな気持ちで、ひかりは書いたのでしょうか?
あまりに切ない内容に涙があふれだしました。
貯金箱が最後のとどめだったのでしょうか。
ひかりにとって最悪の状況から橋の上でのラストシーンにうまくつながったと思います。
そして、朝斗君が「お家に帰ろう」とひかりに言いました。
原作では、ここで完結なのですがドラマでは、一年後まで描かれていました。
ひかりは、朱美と一緒に弁当屋をやっていました。
最後にひかりの笑顔が見れてとてもよかったです。
そして、出所後の健太との再会もあり、ひかりにも本当の朝がやっと来ました。
最後の結末に大満足です。
原作では、ひかりと母親の関係については、いざなりで終わってしまいましたが、ドラマではこの問題についても綺麗にまとめてくれました。
最後にこのドラマを見て原作も読んでみたいと思った方もいらっしゃると思います。
ドラマでは、ひかりや佐都子の表情からその時々の感情を読み取っていますが、小説では心理描写がとても丁寧に描かれています。
そのため、ドラマとはまた違った感動が得られるのではないかと思います。
また、原作ではひかりが、妊娠するまでの中学生時代も深く描かれています。
ぜひ、皆様に原作もお勧めいたします。